2023年06号

歳の離れた人生の先輩たちのとの接点がいくつもあった週。

近況

月曜日。友人である池澤さんのご自宅に遊びに行ってきました。木の温もりがいたるところから感じられる素敵なおうちで、何時間でもゆっくりできそうな雰囲気でした。池澤さんにはぼくと同じくらいの年齢のお子さんがいるそうで、親子くらいの歳の開きはあるわけですが、上から物を言ってくるようなことは一切ありません。「じゅんさん、ちょっと教えてください」とやわらかい物腰です。ぼくも、相手の年齢等の属性によらず、誰が相手でもいつでも教えを請える謙虚さをもって生きていきたいと思わされます。

木曜日。母親からLINEでコールがあったので「もしもし」と会話を始めました。用事があったわけではないようで、ただの雑談を数十分ほど楽しみました。母親は数年前から編み物を趣味にしていて、最初はマフラーのようなシンプルなものから始めて、最近はカーディガンくらい複雑なものも編めるようになったそうです。編み物系YouTuberの動画で学んでいるとのこと。他にも、推し活のためにTwitterやInstagram等を活用していて、同年代の友人たちとの雑談とそう変わらない内容で盛り上がりました。

土曜日。もうすぐ那須塩原市を離れるので、お世話になったご近所さんたちにご挨拶してまわっています。六花亭のお菓子はよろこんでもらえることが多いので手土産に便利ですね。近所の田んぼの持ち主であるおじちゃんにも、ぼくと同年代のお子さんがいるようです。「あなたたちは、次の場所に行ってもそのままの雰囲気でいてね」とぼくたち夫婦に言ってくれました。ぼくらのことをやたらと気に入ってくれていて、いつも野菜や果物なんかをたくさんくれます。今日も、お菓子を渡しに行ったつもりがお手製の切り餅を山ほどもらって帰ってきました。電話番号も交換しました。

だいたい60歳から70歳くらいの人たちが、あたたかくて、やわらかくて、新しいことに挑戦していたりして、元気をもらっているような気持ちです。若者に煙たがられるような人間じゃなくて、ちゃんと相手をしてもらえるような人間をぼくも目指したいと思います。

日々の様子はこちらから https://scrapbox.io/june29/2023-WN06

今週の一枚

「NASU SHOZO CAFE」で食べたスコーンの様子。黒磯の「1988 CAFE SHOZO」じゃなくて、那須街道沿いの店舗の方です。冬の景色も素敵でした。

https://www.instagram.com/shozonasu/

また次の日曜日くらいに配信予定です

先週の号には「次は、漫画の話でもしようかと思っています」と書いたのですが、1週間も過ごすと別の書きたいことが出てくるもんで、ぜんぜんアテになりませんな。不用意な予告は避けておいた方がいいですかね。次回、内容未定です！