近況
先日、ぼくが住んでいる地域の「清掃」のイベントがありまして、おそらく農業用水路だと思うのですが、そこかしこに引かれている水の通り道をきれいにする会に参加しました。朝8時に集合とのことだったので家の前に出ると、ご近所さんたちが次々に登場してチームが組成されました。
下は小学生から上は70代まで、さまざまな属性の人たちと共同作業するのはおもしろかったです。それ以降、ご近所さんを見かけたときのあいさつもやりやすくなりましたし、引っ越しから約1ヶ月後といういいタイミングで参加できてよかったです。
清掃が一段落して「なからになりましたので、これで今年の清掃はおわりです」との掛け声で解散しました。「なから」というのは長野方面の方言だそうです。辞書的に意味を求めるより、用法からニュアンスを感じ取るのがよさそうな表現でしょうか。今回のだと「キリがよいので」「いい感じになったので」くらいの捉え方でよさそうです。
また、今回きれいにした用水路は「堰(Segi)」と呼ばれるようです。たしかに、この地域で暮らしていると「堰」の字はちょくちょく見かけるのです。いちばん有名なのはおそらく「拾ヶ堰(Jikkasegi)」で、たしか同名の交差点があります。
あとは「人名 + 堰」と思われる文字列も見かけます。「大和田堰」と書いてある場合は、大和田さんの家が使っている堰なんですかね。
こんな調子で、未知の場所を散策していると小さな発見がたくさんあって楽しいです。今後も好奇心を絶やさずに、おもしろがる気持ちをもって身近なことを楽しんでいきたいです。
日々の詳細は日記にて https://scrapbox.io/june29/2023-WN12
今週の一枚
「根橋屋」というお店で食べたお蕎麦の写真を選びました。味もよかったのですが、運ばれてきたときの見た目で心が踊りました。盛り付けがかわいい。
松本市に隣接している山形村には「唐沢そば集落」というエリアがあるようで、たしかに道中でいくつものお蕎麦屋さんを見かけました。そのうちのひとつが根橋屋です。