近況
水曜日。シルク・ドゥ・ソレイユの2023年の東京公演『アレグリア』を観てきました。どのパフォーマンスも本当に素晴らしかったなあ。中でもぼくは、空中ブランコの受け止め役の剛腕のおふたりに心を奪われました。かっこいい〜!
「どんだけやってきたんだ…」は漫画『BLUE GIANT』の雪祈の台詞ですが、シルク・ドゥ・ソレイユのみなさんを目の当たりにすると本当にこれを思います。何年も何年もかけて、何回も何回も練習してきた技が、ぼくが見ている一度の本番に炸裂する。プレッシャーがすごそうだから自分がそういうことを仕事にしたいとは思わず、だからこそそれを生業にしている人の覚悟みたいなものを感じて気圧されます。
木曜日。劇団四季のミュージカル『ライオンキング』を観てきました。ぼくにとってはミュージカルの観劇自体が初です。これもたいへんよかったです。動物たちがステージ上に大集合して躍動するシーンに魅了されました。
演者さんたちが素晴らしかったのはもちろんのこと、立体的に空間を使う舞台が自分にとっては特におもしろかったです。
同じく木曜日。『Proof of X』という「ブロックチェーン×アート」な作品が並ぶ展示会を観てきました。シルク・ドゥ・ソレイユと劇団四季のパフォーマンスは「身体的」な挑戦が多く盛り込まれていて、他方でこちらは「技術的」な挑戦を包含しています。ぼくは長らくアート分野に疎いまま生きてきてしまいましたが、ブロックチェーン技術への興味を入り口にアートにも少しずつ興味を持てるようになってきて、幸運なきっかけに感謝しています。
それともうひとつ、覚えておきたいことを。
2008〜2011年頃に、勤務先のオフィスがあったのでよく大井町で過ごしていました。お気に入りの居酒屋さん『濱田』もそんな大井町にあります。たぶん10年ぶりくらいに訪れてみたらぼくのことを覚えていてくれて感激です。お店のみなさんもお元気そうでよかった〜。いっしょにごはんを食べた人々も「おいしい!」「こんないいお店が大井町にあったなんて」とよろこんでくれたので百万点の夜でした。
日々の詳細は日記にて https://scrapbox.io/june29/2023-WN25
今週の音楽
サイダーガールの新曲『Bluebell』が、いかにもサイダーガールって感じで爽やかでよかったです。どの曲も夏を感じます。ブランコを繰り返し使う映像もいいな…自分がミュージックビデオをつくるときに参考にしたいと思いました。
サイダーガールといえば、ここでは『週刊少年ゾンビ』も紹介したいところ。もしぼくがゾンビになってしまったら、このニュースレターのタイトルも『週刊少年ゾンビ』にしましょうか。
また次の日曜日くらいに配信予定です
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ニュースレターはなかなか楽しいので、よかったらいっしょに遊びましょう。あなたのニュースレターが始まるのを楽しみにしています!