近況
木曜日、ひさしぶりに東京まで行ってイベントに参加してきました。『WEB+DB PRESS』という雑誌の創刊22.9周年パーティです。というのが建前ですが、実際のところは「休刊を惜しんで」といった集まりだったでしょう。
WEB+DB PRESS創刊22.9周年パーティ(副題 うまい肉とIPA) - connpass
ぼくもこの雑誌と技術評論社にはずいぶんお世話になっています。関わらせてもらった号を列挙してみたら、自分が想像していたよりも多くて16冊もありました。
WEB+DB PRESS Vol.52 (2009)、日本Ruby会議2009レポート
WEB+DB PRESS Vol.54 (2009)、Ruby 1.9.2最新動向インタビュー
WEB+DB PRESS Vol.63 (2011)、連載 Rubyわくわくナビ 第1回
WEB+DB PRESS Vol.64 (2011)、連載 Rubyわくわくナビ 第2回
WEB+DB PRESS Vol.65 (2011)、連載 Rubyわくわくナビ 第3回
WEB+DB PRESS Vol.66 (2011)、連載 Rubyわくわくナビ 第4回
WEB+DB PRESS Vol.67 (2012)、連載 Rubyわくわくナビ 第5回
WEB+DB PRESS Vol.68 (2012)、連載 Rubyわくわくナビ 第6回
WEB+DB PRESS Vol.73 (2013)、特集 たのしい開発実況中継
WEB+DB PRESS Vol.92 (2016)、特集 Web開発新人研修
WEB+DB PRESS Vol.96 (2016)、特集 レビュー実践入門
WEB+DB PRESS Vol.99 (2017)、特集 良いコードって何だろう?
WEB+DB PRESS Vol.108 (2018)、特集 スキーマ駆動Web API開発
WEB+DB PRESS Vol.118 (2020)、特集 実践リモートワーク
WEB+DB PRESS Vol.120 (2020)、20周年記念企画
WEB+DB PRESS Vol.130 (2022)、特集 作って学ぶWeb3
びっくりするくらいお世話になっていますね!すべての回で、編集は技術評論社の池田大樹さんが担当してくれていました。池田さんのおかげで商業誌に載せられるレベルの文章を書くスキルが身についたと捉えています。心から感謝しています。
北海道で学生をやっていたころ、ウェブ業界ってのがあるらしいということを知り、そこに憧れるようになって。WEB+DB PRESSを手に取るようになったのもこの時期だったかな。そこで活躍するヒーローみたいな人たちがいて、上京してからはそういう人たちと同じイベントに参加するようにもなって。
今回のパーティの司会や登壇者や運営のみなさんの姿を見て、上京前後の気分を思い出して不思議な感覚に陥っていました。気付けば自分も15年間ほどこの業界に身を置いているもので、現場ではその場の最年長になるようなこともあって。だけれども、あのころに遠くから一方的に眺めていたヒーローたちを「かっこいいなあ」と思う気持ちは、今も変わらず自分の中にあるようでした。
先人たちが切り拓いて盛り上げ続けてくれたこの業界で、ぼくは今日まで楽しくやってこれたんですね。であれば、次の世代の人たちを迎え入れて、受け取ったバトンを次に渡すような活動をやっていきたいと思いました。WEB+DB PRESSという雑誌はひとつの区切りを迎えたけれど、この雑誌がもたらしくてくれた縁は残りますし、ぼくらの業界はまだまだ続いていきますから。
パーティのあと、Vol.73の特集の執筆メンバーの3人で集まって蒲田で乾杯しました。執筆当時はぼくはたしか蒲田に住んでいたので、顔ぶれもあいまって10年前にタイムスリップしたような妙な気分に。初心に立ち返るようなきっかけが多くあり、ちょっと不思議で、感傷的で、とってもハッピーな夜を過ごしました。
日々の詳細は日記にて https://scrapbox.io/june29/2023-WN36
今週の撮影
今週の音楽
SUSHIBOYS『OMG』
約2年半前にアップロードされた動画ですが、ぼくが知ったのはつい最近。リズムに合わせて「オーマイガー!」と言いたくなっちゃう。イラストがかわいい。
音田雅則『fake face dance music』
たまたま知って「いいな〜」と思って聴いています。流行っているみたいですね。imaseさんもそうですけど、インターネットで一気に多くの人に楽曲を届けるアーティストが次々に現れてきて頼もしく感じています。他の曲も聴いてみようっと。
また次の日曜日くらいに配信予定です
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