近況
「長野県には美術館・博物館が多い」という言説はよく見聞きします。ためしに「長野県 美術館 博物館 多い」のような安直な検索ワードで調べてみると、どうやら文部科学省の社会教育調査という取り組みの2018年度の調査結果報告にて、最も博物館・美術館が多い都道府県として話題になっていたようです。
全国の都道府県で最も博物館・美術館が多いところはどこか。答えは長野県だ。文部科学省の社会教育調査によると2015年10月時点で県内の博物館・博物館類似施設(美術館や資料館などを含む)は362カ所。全国平均の121カ所の約3倍に達する。
博物館・美術館数 長野1位、文化人ゆかりの施設多く - 日本経済新聞
この社会教育調査は3年ごとに実施されているそうで、じゃあ2021年度の分もありそうだと思って見てみました。
リンクをたどっていくと「e-Stat」というサイトにたどり着きます。さまざまなExcelファイルがダウンロードできるようでした。
社会教育調査 令和3年度 統計表 博物館調査(博物館類似施設) | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
いくつかデータを見てみましたが、長野県の数が最も多くなっている集計は見当たらず「よくわからん」になってしまいました。おかしいな、軽く調べて「こんなにいっぱいあるんですね!」で話を次に進めるつもりだったのに……!
いや、いいんです。別に都道府県の中で1位じゃなきゃいけないわけではなくて、とにかく博物館系の施設が多いってことを示せればそれでよいのでした。
郷に入れば郷に従えということで、長野県に住んでいる間にいろんな施設に足を運んでみるつもりです。理想的には、毎週の平日のどこかで博物館・美術館にひとつくらい行けるとうれしいです。今週にはふたつの場所に行けました。
美術ギャラリー TRIAD IIDA-KAN|ハーモニック伊藤財団
飯田善國さんの作品がバーンと置いてあって楽しかったです。
安曇野エリアの郷土の歴史が感じられてとても刺激的でした。
いまの自分は、特に郷土博物館に興味があります。あちこちに移り住む生活をやっていると、地域ごとの特色に興味が向きやすく、その土地の文化や風土がどのように形成されたのかを知っていくことで、現在の自分の生活が豊かになるように思います。どんどん巡っていきたいですね。
今週の景色
11月13日(月)の朝、自宅の外に出てみたら山の上の方が白くなっていてびっくりしました。「秋があっという間に終わって、ここからは冬なのか…!」とショックを受けたものの、翌日には白さは消えていて、まだ秋のアディショナルタイムを楽しんでいてよいみたいでした。
今週の音楽
湯船につかってThe Beatlesのことを考えていたときがあって「The Beatlesの曲で自分が好きな曲は…」と挙げていったら「All I Want For Christmas Is Youもいいよなあ」となりました。でもこれThe Beatlesの曲じゃありませんね。
いつだったか知った中島雄士さんのThe Beatles風のアレンジが好きすぎて、Mariah Careyの曲なのにThe Beatlesの曲として脳内で再生されるので困ったものです。
また次の日曜日くらいに配信予定です
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