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こんにちわ、くまおパパです。

ossanfm#240を拝聴しました。

本来、そちらにコメントすべきかと思いながらもプライベート色が強い内容となりそうなので

こちらにしました。

年末の離職のお話全く存じ上げずにおりましたので、驚きと共に私自身の経験と重なる部分が

あり、普段以上に気持ちに響く感じをもちながら耳を傾けました。

私事ですが、私は23年勤めた銀行を45歳で退職し、今の仕事に転職しました。

以前お話しした通り北海道で生まれ、育ち、北海道内限定の仕事を行なっていましたが、リーマン

ショックによる将来への閉塞感、一定の達成感、バーンアウトしそうな気持ち等々をきっかけに

転職しました。

全国展開の組織で、はじめは札幌勤務でしたが、大阪、東京、大阪、東京とその後の15年は北海道

を離れ、新しい土地、新しい文化の中、全く経験のない新しい仕事、新しい仲間と働いてきました。

今回のエピソードでも皆さんお話しされていた何ができるか、何を求められるか、自分のバリューを

常に問われているという意識で過ごしてきたように感じます。

反面、企業の文化の中にはなかった異端であることが、新しい化学変化を起こしたり、下を向いていた

若者が顔を上げて大きく前進してくれることに立ち会えたりと、以前の仕事の中では感じられなかった

新鮮な経験も沢山させてもらっています。

フリーランスになると自分でやらないとセットされないというお話も転職レベルでも起こることで

『当たり前は共有できて当たり前。共有しなければ宇宙人と話しているのと同じ』という言葉を痛感

する場面は今でもたまに目の当たりにします。

私もまもなく定年退職を迎えますが、セカンドライフと仕事をどう重ねていくかつらつらと考える時間が

増えています。

ただ前回のパライムシフトの経験は大きな財産で自分の気持ちを信じて人生を豊かにしていきたいという

軸を大切にしたいと思います。

人間の気持ちは不思議なもので、最初に大阪に単身赴任した際に家内にリタイアしたら本州に住まないかと尋ねた時に『冗談じゃない。札幌を離れるなんて考えれれない。』と話していましたが、今では『雪のある北海道で生活などできない。』と豪語しています。

私が管理職としてロールモデルとしている野村克也氏の言葉に「金を残すは下、仕事を残すは中、人を残すが上。」という言葉があります。元々は明治時代の政治家後藤新平氏の言葉らしいのですが、リタイア間近になっても共に仕事を進めてくれる若い人が周囲にいることが一番手応えのある成果と痛感しています。

そんなことを考えながら、お話を伺い、とても良い時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

拙文乱筆長文にて失礼致しました、ではまた。

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